近年のアウトドアブームで釣りを始める人が一気に増えてきました。
そんな中、青物などが陸から手軽に狙える”ショアジギング“をやってみたい!と思う人も多いと思います。
・ショアジギングをはじめたいけどどんなロッドを買えばいいかわからない。
・あまり力に自信のない男性や、女性にも扱いやすいロッドを探している。
・ショアジギングを始めてみたけど疲れてしゃくり続ける事ができない。
これから始める方には、比較的ライトな装備で小型~中型の魚を狙うライトショアジギングから始めるのをおすすめします。
今回は、ライトショアジギング歴5年の私が初心者や女性にも扱いやすいおすすめの比較的軽いライトショアジギングロッドを紹介していきいたいと思います。
まず、ショアジギングって何?という方はこちらの記事でショアジギングについて少し触れているので読んでみてください。
ロッドを選ぶ際のポイント
ロッドを選ぶ際に見るポイントは様々あるのですがとりあえずショアジギングを始めてみたいという初心者の方は長さ、ロッドパワー(適合ウェイト)、自重あたりを見ておけば大丈夫です。
長さ
ロッドの長さはft(フィート)で表されるのですが、ショアジギングでは基本的に9~11ftのロッドが使用されます。
基本的には長いほうが飛距離がでると言われていますが、数字が小さいほうが短く、重量も少なくなるので初心者の方はまずは9ftあたりのロッドから始めることをおすすめします。
ロッドパワー(適合ウェイト)
ロッドパワーは主にM(ミディアム)、MH(ミディアムヘビー)、H(ヘビー)などと表記されており、適合ウェイトはそのロッドで扱えるルアーの重さを示します。
M、MH、Hなどの定義はあいまいで各メーカーによって違ってくるのでそのメーカーごとにしっかりロッドパワーと適合ウェイトをチェックする必要があります。
また、LSJという表記(Light Shore Jiggingの略)でライトショアジギング専用設計のロッドも数多く存在するのでこちらもおすすめです。
自重
長時間ロッドをしゃくり続けるショアジギングにおいて、重さはかなり重要になります。
ましてやロッドの扱いにまだ慣れていない人であればなるべく軽いロッドを選びたいところです。
疲れてしまい休憩している間に地合いを逃してしまう、なんて事にならないためにも自分の力にあったロッドを選び、釣行中少しでも長くしゃくり続ける事が釣果にもつながってくると思います。
おすすめの軽いライトショアジギングロッド
ではここからは本題のおすすめライトショアジギングロッドの紹介です。
これからはじめる方にも購入しやすいように比較的低価格で軽いロッドをピックアップしてみました。
メーカーごとに見ていきましょう。
Major Craft(メジャークラフト)
※メジャークラフトではロッドの自重を公開していないので自分や知人が所有しているロッドを測ったものになります。(生産時の誤差もありますのであくまで参考程度に)
ファーストキャスト FCS-962LSJ
なんといっても安い!1万円以下で買えるショアジギングロッドです。
ルアー適合ウェイトが15~50gなので20g~40gのメタルジグが扱いやすいです。
自重は約200gで小型青物からサゴシ、タチウオ狙いに最適。
トリプルクロス TCX-962LSJ
ルアー適合ウェイトが20g~60gなので40gのジグがメインになると思います。
自重が約180gで小型~中型の青物にも対応。
クロスライド5G XR5-962M/LSJ
2021年の3月に発売したばかりのロッドでルアー適合ウェイトは15~50gになります。
そして驚くべきはその軽さ。なんと自重が約150gとメジャークラフトのライトショアジギングロッドの中で一番軽いロッドとなっております。
コスパの良さから最初に買ったロッドはメジャークラフトという人も多いはず。
この他にもクロステージやソルパラなどライトショアジギングで使えるロッドが多数あり、性能や価格面からみても、初心者の方にもおすすめできるメーカーです。
DAIWA(ダイワ)
ジグキャスターライト96ML
ルアー適合ウェイトが10~40gなので30gのメタルジグが扱いやすいと思います。
自重は180gで小型青物やスロー系ジグを使ったショアスローでの根魚狙いにも対応。
21ジグキャスター90M・N
2021年にフルモデルチェンジしたジグキャスター。
全長が他のロッドより短いので女性や初心者にも非常に扱いやすいロッドです。
ルアー適合ウェイトが10~50gで自重は190gとなっています。
小型青物を狙うのにちょうどいいダイワのショアジギングエントリーモデル。
DAIWAは初心者向けのエントリーモデルから上級者向けのハイエンドモデルまで様々なロッドがあります。
ジグキャスターシリーズはショアジギングの入門にはもってこいの有名なロッドで、ラインナップも豊富なのでぜひ、チェックしてみてください。
Jackson(ジャクソン)
Ocean Gate Shore JIg JOG-906ML-K SJ
こちらのロッドはルアー適合ウェイト14~45gで自重が235gなので、30gのメタルジグ使用をメインに考えている方におすすめです。
オーシャンゲートシリーズは、様々なターゲットに特化したモデルがラインナップされていて、高品質で低価格ということで非常に人気の高いシリーズとなっています。
ジャクソンはサーフでの釣りに特化したロッドが有名で、サーフドライブやオーシャンゲート サーフなどがあります。
サーフでの釣りがメインになる方はそちらのシリーズもぜひチェックしてみてください。
SHIMANO(シマノ)
21コルトスナイパーBB S96ML
シマノの有名なショアジギングロッド、コルトスナイパーシリーズ。
その中でも比較的低価格で初心者向けのコルトスナイパーBB。
2021年3月にリニューアルされて、さらに扱いやすくなりました。
ルアー適合ウェイトがMAX50g、自重が233gでデザインもよく初心者~中級者に人気の高いモデルです。
21ムーンショット S96M
2021年2月にリニューアルされたムーンショット。
ライトショアジギングに十分な性能を備えており、価格も抑えられていてエントリーモデルとしてとても優秀。
ルアー適合ウェイトがMAX50gで自重も156gと非常に軽く、女性にも扱いやすいロッドとなっています。
ディアルーナ S96MH
こちらはシーバスロッドになりますが、その性能の良さからライトショアジギングに使用している人が多くいます。
ルアー適合ウェイトは10~56gで自重が161gです。
S100MHでも自重は170gとかなり軽量な設計になっているので、操作性は落ちますが、少しでも飛距離を伸ばしたい方はS100MHにするのもいいと思います。
コルトスナイパーだけでもたくさんの種類がありますので、BBから入って慣れてきたらワンランク上のコルトスナイパーを買ってみてもいいかもしれません。
また、シマノではサーフからのルアーゲームをメインとした”ネッサ”シリーズもあるのでサーフメインでの釣りを考えている方はそちらのロッドも見てみるといいと思います。
Abu Garcia(アブガルシア)
Salty Style LSJ STLS-962M40-KR
アブガルシアから出ているライトショアジギングのスタンダードモデル。
ルアー適合ウェイトは10~50g、自重は174gで小型~中型の青物までカバーできます。
高性能でコスパもよく、上級者からも評判のいいロッドです。
アブガルシアではこの他にもいろいろな釣りに流用できる万能ロッドのクロスフィールドや対象魚種ごとに専用設計されたソルティーステージシリーズなどがあるので、アブガルシアのロッドが気になっている方はチェックしてみてください。
JACKALL(ジャッカル)
BRS-S96ML-LSJ
ジャッカルからでているBRSシリーズ。
BRSとはBay(湾)、River(河川)、Surf(浜)の頭文字をとったもので、様々なフィールドやターゲットに対応しています。
その中でもS96MLは、ルアー適合ウェイトがMAX50g、自重が200gと30~40gのメタルジグ使用がメインになってくるロッドでライトショアジギングのスタンダードモデルです。
メタルジグ以外にもシンキングミノーなどのプラグ系も扱いやすく、これから始める人にもピッタリのロッドとなっています。
ジャッカルは釣具だけでなくアパレル関係も充実していて、釣行時に着用できるアイテムが多数あるのも魅力です。
何事も形から!という人はBRSシリーズを購入して、服やキャップなどもジャッカルで統一してみてもカッコいいと思います。
最後に
いかがだったでしょうか?
様々なメーカーからいろいろな種類のロッドが販売されていて、なかなか選ぶのも大変ですよね。
今回紹介したロッドは、初心者の方や女性の方にも扱いやすく手にしやすいように、比較的軽く、低価格帯のショアジギングロッドとなっていますのでお気に入りの1本を見つけて、ライトショアジギングを楽しんでみてください。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。