キャンプや車中泊の必需品といっても過言ではないポータブル電源。
様々なメーカーからたくさんの種類のポータブル電源が発売されています。
今回は、そんなポータブル電源の中でも大容量のものをピックアップして紹介していきたいと思います。
選ぶ際のポイント、値段、性能など紹介していくので購入時の参考にしてみてください。
ポータブル電源とは?
ポータブル電源とは、簡単に言ってしまえばよくスマホなどの充電に使われているモバイルバッテリーのでかいバージョンです(笑)
本体に内蔵されているバッテリーに充電して、外に持ち出して電気を使う事ができます。
充電方法は家庭用のコンセントや車のシガーソケット、USB、ソーラーパネルなど様々な方法で充電することができます。
キャンプや車中泊をする際、寒い冬や暑い夏に冷暖房器具が使えるのでとても重宝されます。
DIYなどで電動工具を使う際に電源として使う事もできます。
また、災害時の非常用電源としても需要が高まってきています。
選ぶ際のポイント
ポータブル電源を選ぶ際にチェックするポイントが4つあります。
それは、『定格出力、波形、容量、周波数』です。
1つずつ解説していきましょう。
定格出力
定格出力はそのポータブル電源が使用できる電力の限度の表記なので例えば「定格出力1000w」と記載されていれば1000wまでの電化製品を扱うことができるという事です。
あなたが使用する予定の電化製品の定格電力を見て対応しているものを選んでみましょう。
また、電化製品はスイッチを入れた時、瞬間的に定格電力を上回ります。
瞬間最大出力は瞬間的にならその電力まであがっても大丈夫という事です。
波形
ポータブル電源には「正弦波(せいげんは)」「矩形波(くけいは)」という波形があります。
正弦波は主に一般の家庭で使用されている電気で精密機器にも対応しています。
矩形波だと正弦波に比べ安価になりますが、使用できない家電製品があったり最悪故障してしまうおそれがあるので注意が必要です。
なので波形は正弦波のものを選べば間違いないでしょう!
というか正弦波以外はやめておきましょう(笑)
容量
容量は、単純にどのくらいの量の電気を充電しておけるかという事で主に「mAh」や「wh」で記載されています。
例えば、1000whの容量のポータブル電源なら1000wの電化製品を1時間、100wの電化製品だと10時間使えるという事になります。(※詳しくは割愛しますが実際には本体の性能維持や様々な事情により容量の8割程度まで使用できるものが多い)
スマホの充電が15w前後、テレビや電気毛布の使用が60w前後なので1000whという容量が大容量という事がわかりますね!
周波数
電化製品には周波数というものがあって東日本は50Hz、西日本は60Hzという風に分かれています。
それに伴ってポータブル電源にも50Hz対応のもの、60Hz対応のもの、扱う電化製品によって50Hzと60Hzを切り替えられるものの3種類があります。
これはもちろんどちらも使える切り替えられるタイプのポータブル電源を選ぶのが良いでしょう。
ここまで選ぶ際のポイントを紹介してきましたが、正直よくわからなかったという人もいると思います。
でも大丈夫です!
今から紹介するおすすめのポータブル電源たちは全て!定格出力も大きく、正弦波で大容量、周波数も切り替えられるものとなっております!
では、さっそくいきましょう!
おすすめ大容量ポータブル電源
Jackery ポータブル電源 1000
こちらはポータブル電源で有名なJackeryから出ている大容量ポータブル電源です。
容量1002wh、定格出力1000wなので電気ケトルやドライヤー、IHなどの高出力の製品は使えるものと使えないものが出てくると思います。
しかし車中泊やキャンプで扱うような小型の電化製品なら大抵のものは使えそうですね。
ちなみに1000whならスマホを約100回フル充電、電気毛布は製品によりますが約13時間は使用できるのでアウトドアには十分なスペックとなっています。
保証期間も2年ついているので不具合が起きた際にも安心ですね。
Jackeryでは容量と定格出力がもうワンランク上のポータブル電源 Ace1500もあるのでJackery製品が気に入った方はそちらもチェックしてみてください。
BLUETTI ポータブル電源AC200
こちらは容量2000wh、定格出力2000wなので先ほど紹介したJackeryのポータブル電源のちょうど倍ですね。
このくらいになれば小型のエアコンなども使用できますので、ほとんどの電化製品を扱うことができるでしょう。
こちらも保証期間2年ついているので安心です。
災害時の予備電源として持っているのもいいでしょう。
しかしこの容量になってくると本体の重量もだいぶ増えてくるので女性の方が購入する際には注意してくださいね。
ちなみにこちらの製品は約27.5㎏あるのでかなり重たいです。
SUNGA ポータブル電源 GP1200
こちらのポータブル電源は容量1200whのものと1700whのものがあるのですが、1700whの方は大変人気で販売してもすぐ売り切れになってしまう状態です。
なんといってもコスパ最強でこの価格帯でこの容量、定格出力を持っているポータブル電源は他にないと思います。
サイクル回数(寿命)も他のポータブル電源と比べると非常に多く(長く)なっています。
購入時にレビューを書かないと1年間の保証がつかなくなるので注意が必要です。
EcoFlow ポータブル電源 EFDELTA1300-JP
こちらはクラウドファンディングの時から話題になっていたポータブル電源で容量1260wh、定格出力1600wとなっております。
充電スピードが非常に速いのが特徴で、他の大容量ポータブル電源と呼ばれるものはだいたい0%~フル充電まで6~8時間程かかっていたのですがこちらのEFDELTAはなんと2時間以下でフル充電できてしまうそうです。
他にも13デバイスを同時に充電できたりとハイスペックな製品で、保証期間も2年ついてきます。
ここまで4つのおすすめ大容量ポータブル電源を紹介してきましたがそれぞれデザインや特徴があるので、値段、重量、用途、あなたが使う予定の電化製品の消費電力などを考えながら選んでみてください。
ソーラーパネルもセットで購入すれば天災に備えることもできます。
最後に
1つ持っていると様々な場面で役に立つポータブル電源。
大容量の物になると価格もだいぶ高くなり選ぶのも慎重になります。
どれを買えばいいか悩んでいるあなたへ、少しでも参考になれば幸いです。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。